初恋？③

＜前回から続く＞

神奈川県川崎市　やや曇り　最高気温21度　最低14度 彼女「前回好きな人、奥田君やったけど今はN君やわ」
野郎３「・・・・・？」
彼女「私、ころころよく変わるから」
野郎3「・・・・、あっそう、はは・・・、ほな今日は帰るわ」

と言ってその間わずか2分くらいで彼女の家を退去しました。

N「はははは・・・・」
Y「N、良かったな？」
N「ええっつ？ようわからん」
私「・・・・・・・」

解散後、私はあまりショックとは思いませんでした。彼女が照れ隠しで前言を覆しただけ、とその時は思いました。

また数日過ぎて例によってYが「又、彼女の家行こか？」と言い出しました。今回は私も次は何を言い出すか興味があり「いこ、いこ」と賛同し、出かけました。例によって彼女は在宅していて

彼女「今日は好きな人、Y君やわ」
野郎3「ふうん、そお、又気変わったん？」
彼女「そうやねん、来週は又変ってると思うわ」
野郎3「せやろな、ははは・・・・」

と又2分で失礼しました。

野郎3「・・・・・・」
私「結局、俺ら３人遊ばれてたんかなあ?」
N、Y「はははは・・・・」

その後、野郎３人の中では彼女の話は一切語られることはありませんでした。
但しその後は彼女とは以前の関係に戻り、普通に話せるようになりました。彼女も全く何も無かったように振舞いました。

その後、彼女は我々3人とは違う国立大学付属の中学校へ行き袂を分かちます。よって真相は闇に葬られました。 （その後なんと彼女とは大学で又同級生になります。ただ大学で話すことはありませんでした） ＜次回　初恋？・中学編に続く＞